はじめに
おふロック(@ohu_69)です。
先日、銭湯検定3級を受けに、大阪から東京まで行ってきました。
結果は、無事合格っ!!!
結構難しかったので、合格していてひと安心。
41人中25人合格したとのことなので、合格率は60%。
しっかりと勉強しないといけないですね。
でも、銭湯検定3級の情報って、マイナーということもあり、あんまりネットで出てこないのですよ。
ですので、この記事では、実際に銭湯検定3級に合格した僕が、どこよりも分かりやすく、銭湯検定3級についてご紹介したいと思います。
銭湯検定3級の概要
銭湯検定は日本銭湯文化協会が主催する検定試験。
現在は3級と4級があり、銭湯好きに人気です。
「銭湯遺産」を始め、数々の銭湯に関わる本を執筆している銭湯研究家の町田忍氏が監修を務めています。
リストにまとめましたので、ご参照ください。
実施日 | 10月上旬の土曜or日曜 |
場所 | 東京都内 |
受験資格 | 4級試験の合格者、もしくは銭湯お遍路にて26浴場を達成している方 |
受験料 | 3000円(銭湯サポーターズフォーラムの参加も可能) |
定員 | 先着60名(年によって増減あり) |
試験範囲 | 公式テキスト『銭湯検定公式テキストⅠ』から8割程度、それ以外から2割程度 |
試験時間 | 40分 |
出題形式 | 3択問題と○×問題が8割、記述形式が1割程度 |
合格基準 | 60%以上の正解 |
合格者特典 | 合格証カード |
難易度
4級→ウェブでも受験する可能。ネットで調べたり、テキストを見たりし実質カンニングし放題なので簡単。
3級→会場で受験する方式。持ち込み不可なので、難易度は4級からグッと上がります。
勉強時間は人によって異なりますが、20時間あれば大丈夫だと思います。
申し込み方法
社団法人日本銭湯文化協会のサイトにアクセスし、申し込んでください。
銭湯検定3級の出題傾向について
2019年度は、銭湯の歴史や建築に関する○✖️問題や三択問題のほか、写真見て銭湯の名前を答える記述問題が出題されました。
2018年以前の受験された方のブログ等を読んでも、似たような形式だったようなので、大きくは変わらないのではないでしょうか
試験の対策について
ざっくりと3つあると思います。
優先順位順が高い順に紹介していきます。
1.銭湯検定3級のテキストを読み込む
銭湯検定3級のテキストから約7割出ます。
ですので、一番重点的に勉強するべきです。
おすすめは、3回読むこと。
まずは1回一通りざっと読みます。
この段階では、分からない部分があってもOKです。
そして、2回目は1回目で分からなかった部分などを解決していくこと。
そして、重要だなぁと思う部分や、自信がない部分にマーカーを引いていってください。
そして、3回目は試験前日や当日にマーカーの引いている部分を中心に読み込むこと。
さらっと読んでいるだけでは、分からない問題も出てくるので、読み込むことが大切です。
2.最新の銭湯関連のニュースに目を通す
次にしたいのが、時事ネタ系のニュースをチェックです。
2019年度は銭湯を舞台にしたドラマ「のの湯」が放送されたこともあり、このドラマの初回に出てきた銭湯は?みたいな問題も出題されました。(答:湯どんぶりの栄湯)
ですので、日頃から銭湯関連のニュースにアンテナを張るのが大切です。
3.話題の銭湯の名前を覚える
銭湯検定の最後の設問は記述式の問題が出題されます。
ここが一番難易度の高いところです。
銭湯の名前を答える問題は、普段から銭湯巡りをしている人は問題ないと思いますが、大阪在住の僕にとって、東京の銭湯の名前を答える問題は結構難しかったです。
- 時間があれば、やりたいこと
時間に余裕があれば、町田忍さん銭湯遺産という本を一読するのもいいです。
もちろん、ベターだと思いますが、マストではないと思います。
こちらは廃盤となっており、アマゾンで5000円以上しますから。笑
もし、読みたい方は図書館に行ってみるといいでしょう。
僕も図書館とかで借りることができました。
取得するメリット
僕が思う銭湯検定3級を受けるメリットを書いていきます。
- 銭湯サポーターフォーラムに参加できる
同日には同じ会場で、銭湯サポーターフォーラムが開催されます。通常2000円の参加費が必要ですが、銭湯検定3級の受験者は合否に関わらず、無料で参加することができます。銭湯経営者と交流できたり、銭湯界で有名な人が登壇して対談を聞けたりと銭湯好きなら楽しめるイベントです。
- オリジナルグッズをもらえる
銭湯検定3級の会場の机には、手ぬぐいやフェイスタオル、銭湯マップなどのグッズが入ったお土産が置いてありました。銭湯好きとしては、これが嬉しかったです。
- 銭湯検定3級を持っているという名誉が得られる
4級は気軽受けられるので、銭湯ファンなら持っている人は多いですが、3級はそれなりの時間とコストがかかります。銭湯好きのなかで、「おれ銭湯検定3級持っているだよね。」と言うとガチ勢だなと思われます。話のネタになったり、履歴書に書けたりするのも魅力かもしれません。まぁ全く知らない人のなかならポカンとなってしまうかもしれませんが、
おわりに
なにより銭湯の歴史や建築、豆知識を知れたことで、今まで何気なしに見ていた銭湯の見方が変わりました。たとえば、銭湯の唐破風の絵柄とか、これは格天井って言うのか!とか、なにより銭湯巡りの楽しさが倍増しますよ。
また、銭湯の歴史の部分で、ペリーや水野忠邦といった名前も登場し、高校の時の日本史の受験勉強を思い出しました。
銭湯ファンなら受けることをおすすめしますよ。
ちなみに僕は銭湯検定の帰りに、会場近くの蒲田温泉に行ってきました。
銭湯検定とセットで銭湯に行くのも、とてもおすすめです。