世界中の温泉を巡るのが夢のおふロック(@ohu_69)です。
韓国の釜山で一番有名なスパ・虚心庁に行ってきました。
というのも、大阪ー釜山の航空券がLCCのセールで往復8000円以下と破格の値段で手に入ったからです。
日本の温泉は結構巡っているのですが、海外での温泉は初体験なのでドキドキしながら訪れました。
日本の温泉との違いなど、実際に行ってきた感想を踏まえて説明していきたいと思います。
虚心庁(ホテル農心)のアクセス
虚心庁の最寄駅は韓国地下鉄1番線の温泉場(オンチョンジャン)駅。
釜山金海空港から電車でアクセスも可能です。

まず空港線に乗って、沙上駅で地下鉄3号線に乗り換えてください。
そこから、西面で地下鉄1号線に再度乗り換えし、温泉場駅を目指してください。
韓国の電車は難しいという方はぜひ、韓国地下鉄というアプリがおすすめですよ!
温泉場駅から施設まで徒歩約10分。
5番出口から出てください。すると、歩道橋に連結しているので、進んで、階段を右に下りていきましょう。隣には「農心ホテル」という大型のホテルがあるので、すぐ分かると思います。

農心ホテル
虚心庁は東菜温泉を代表する温浴施設
虚心庁があるのは、東菜(トンネ)温泉という温泉郷です。

虚心庁の入口
683年の記事に新羅の宰相が東莱温泉に入浴した記録が残っており、1,300年以上の歴史を持つ温泉です。

インパクト大のモミュメントがお出迎え
温泉郷は自然の中にあるのではなく、雑多な街中のなかにあり、温泉を兼ね備えたホテルが一帯にあります。風情あるひなびた感じというより、スーパー銭湯より規模が大きい大型の健康ランドといった感じです。
泉質は世界でも珍しいマグネシウムを多く含む単純食塩泉。
無味無臭で硫黄臭や鉄っぽさはなく、湯当たりもしにくいです。

その中にある虚心庁は5つの泉源を持ち、45℃~60℃の温泉を貯水タンクで冷却してから湯船に注いでいます。
入口からエスカレータや階段を上って5階の受付に向かいましょう。

虚心庁の入館料
入館料は下記の通りです。
平日 | 週末・祝日 | |
大人 | ₩10,000 | ₩12,000 |
小学生 | ₩8,000 | ₩8,000 |
小人 | ₩6,000 | ₩6,000 |
韓国のサウナ・ハンジュンマクも₩2,000追加すれば利用できます。
※2019年11月訪問時
ちなみに僕は併設の「農心ホテル」に宿泊したので無料で入ることができました。(ハンジュンマクは別途)

フロント
エスカレーターや階段を上がっていくと、フロントがあるので受付を済ませてください。
日本語の掲示もあるので、ご安心を。
すると鍵をもらえます。その鍵は靴箱と衣服の2つのキーを兼ね備えています。靴を入れて脱衣所に進んでください。
料金は後払い制で、帰る際に支払います。
スケール大の虚心庁で湯めぐりを楽しもう
脱衣所で身支度を済ませて温泉へ。

スケール大の温泉
まず入ってその規模感に圧倒されます。
でっっっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
4,000㎡もある敷地内でとにかくめっちゃ大きいです。
天井がドーム状になっており、とても開放感があります。

ドーム型の天井
また、いたるところにお風呂やサウナがあります。
ざっとお風呂を紹介していきます。
結構熱めの設定の古代檜風呂。

古代檜風呂
打たせ湯はかなり勢いがあります。

打たせ湯
みなさん、ご自身の患部に当てていました。
個人的には足の甲に当てたのが気持ち良かったです。
終わったあとに足が軽くなった気がしました。
温水のミニサイズのプール

プール
ぬるめの浴槽で、みんなスイスイ気持ち良さそうに泳いでいました。
洞窟風呂

洞窟風呂
さまざまなお風呂がある洞窟風呂。
露天風呂

露天風呂
屋外で外気浴をすることもできますよ。

サウナ
サウナは3つ種類があり、低温、中温、高温などそれぞれ温度が異なっていました。

水風呂
サウナ近くにあるほか、露天など計4箇所くらいあります。
飲食エリア

ジャグジー&プールサイドバー
プールサイドバーみたいな感じで、ドリンクやアイスも購入でき、その場で飲んだり食べたりできます。
僕はメロンのアイス(₩1,200)を食べたのですが、これがとても美味しかった!
ふと横を見ると、おっちゃんがホットコーヒーを全裸で優雅に飲んでいて、その姿がシュールでした。
アカスリコーナーもあります。

アカスリ
施術時間を尋ねると10~15分とのこと。
洗い場も広々としています。

洗い場
シャンプーやボディソープ、タオルなどは浴場に備え付けがあるので、手ぶらで訪れることもできますよ。
虚心庁には韓国式のハンジュンマクもある
温泉の料金に₩2,000を追加すれば、ハンジュンマクを利用できます。
汗蒸幕(ハンジュンマク)とは、韓国式のサウナ。
ドーム状の蒸された部屋のなかに入ることで、多量の汗をかき、新陳代謝の向上が期待できます。

ハンジュンマク
広い休憩スペースもあります。

休憩エリア
脱衣場とハンジュンマクのエリアは階段でつながっているので、移動も楽チンです。

ハンジュンマクに続く階段
虚心庁の個人的な感想
まとめると、いろんな湯船に入れて楽しかったです。
異国の地で歩き疲れていたので、疲れが取れて気持ち良かったです。
僕が入ってきた中で間違いなく、一番大きな温浴施設でした。
日本と違う点はあるかというと、正直一緒かなぁと。
唯一違っているのは飛び交っているコトバだけで、みんな気持ち良さそうにお風呂に使っていました。
お風呂は万国共通ですね!
観光客だけでなく、地元民らしき方も多くいらっしゃって、地域にも愛されているのだなぁと思いました。
釜山に行った際はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
以上、おふロックでした♨
関西空港から韓国に行かれる方は、フライト前後に温泉に入ってみてはいかがでしょうか?
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