【香川】仏生山温泉「天平湯」は「うどん」よりもおすすめ!?

目次

はじめに

香川県のイメージといえば、「うどん」。

もちろんそうなのですが、温泉も忘れちゃいけません。

香川には、高松市街地から約7キロほど南に行ったところに、従来のイメージを覆す温泉があるのです。

 

その名も『仏生山温泉』

(“ぶっしょうざん”と読みます。)

 

地元の建築家が設計したおしゃれな銭湯で、まるで美術館のよう!

天然温泉に入れるほか、湯上りには美味しいデザートまで食べるらしい。。。

 

そんな話題の銭湯に入って来たのでレポートしていこうと思います。

高松市街地からアクセス便利な仏生山温泉

「仏生山温泉」は、仏生山まちぐるみ旅館を経営する建築家の岡昇平さんを中心に2005年にオープンした銭湯です。

高松琴平電気鉄道(ことでん)の仏生山駅から徒歩8分ほど。

約50台停められる駐車場も完備しているので、車でもご安心を。

 

フロントで受付を済ませロビーへ

下駄箱の近くに券売機があるので、チケットを購入し、フロントで受付を済ませます。

料金はこんな感じ

大人 600円

子供 300円

 

浴室にシャンプー、ボディーソープなどのアメニティはついていますが、タオルはないので持っていくか、購入しましょう。

 

ガラス張りの開放感あふれるロビーには、湯上りに休憩している人がたくさん。

温泉文庫といって、古本を200円を販売しているのもポイントです。

 

洗練された空間で天然温泉を満喫

温泉に行くには、おとこのこ、おんなのこ と書かれたキュート暖簾をくぐります。

縦に長い脱衣場は、お盆の時期ということもあり、人でごった返していました。人気が伺えました。

計算し尽くされた洗練された空間

浴室は中庭を囲む形で内湯と露天風呂があり、開放感があって気持ちのいい空間です。

檜とヒバで造られた浴槽は木のぬくもりがあふれています。

周囲に高い建物が無いので、見上げると空だけが眺められ、夜には露天風呂に浸かりながら、星空を見れることもできるそうです。

さすが建築家の方がデザインした銭湯というだけあって、建築物として本当に素晴らしいです。

 

約33℃のぬる湯でうとうとしたり、読書浴を楽しんだり

源泉かけ流しの温泉で、泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉。温泉の湧出量がそこまで多くないので、湯口からなみなみと注がれているというわけではなかったですが、いい湯でした。

夏場には、露天風呂は約33℃と通常よりぬるいお湯の設定になります。旅の疲れもあり、うとうととしてしまい、気づけば10分ほど眠っていました。

本を持ち込んで湯に浸かりながら、読書浴を楽しめます。

長湯できて、めちゃめちゃ気持ちよかったです。

岩盤浴のようなサウナもある

内風呂の奥にはサウナもありました。温浴施設の王道の乾式サウナではなく、床暖房のように暖かくなった床に寝転がる岩盤浴みたい感じです。人は多かったのですが、サウナの存在に気づいていないのか僕が行った際は独り占めでき穴場でした。

 

湯上りには特製シロップのかき氷をいただこう

湯上りの楽しみの一つは、かき氷(夏季限定)です。

フロント奥の食事処でかき氷やソフトクリームなどのデザートやうどんなどの軽食を食べることができます。

かき氷は、キウイと抹茶の2種。

キウイのフレーバーは清涼感があってとてもおいしかったです。

このかき氷目当てに行っても価値あると思います。

 

うどんの国の金色毛鞠でも紹介された

香川県を舞台にした、篠丸のどかさんの漫画「うどんの国の金色毛鞠」の舞台としても紹介されました。建物が忠実に再現されており感心します!

ことでんおんせん乗車入浴券がお得!

ことでん(高松琴平電気鉄道)の運賃と入浴料、仏生山温泉オリジナルタオル、竹製のうちわがセットになった特別入浴券もあります。

  

なんと、価格は1000円!

ことでんの『高松築港』、『片原町』、『瓦町』、『栗林公園』、『今橋』、『仏生山』の各駅で購入できます。

とってもお得ですよ!

電車でアクセスする人はぜひ使いましょう。

 

まとめ

空間として本当に素晴らしい温泉でした。

お盆時の19時頃にお伺いしましたが、とても人で賑わっていました。

繁忙期にゆっくりしたい方は、朝風呂など時間帯をずらすのがオススメです。

香川に行った際は「仏生山温泉」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

■仏生山温泉

住所 香川県高松市仏生山町乙114-5
電話番号 087-889-7750
営業時間 11時~24時(土日祝は9時〜)※最終受付23時
定休日 毎月第4火曜日
入浴料金 大人 600円(中学生以上)、子供 300円(3歳以上)
公式HP http://busshozan.com/

 

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この記事を書いた人

一人暮らしをきっかけに銭湯にハマる。平日はITベンチャー企業で勤めながら、休日は銭湯やサウナのYouTube動画を作っている。

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